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思う事 [日記]

今でも忘れない。

ちょっと早く帰宅しマンションの立体駐車場へ。

コントローラが壊れてやがる、駐車できない、サービスを呼ぶ。

「ちっなんてこった!」

イラつく俺を気にもせず訪れたヤロウはマイペースで
作業をし始める。
5分、10分と一向にゲートは開かない。
「これさ、帰宅時だから良いけどね、出勤時はたまんないよ?」
「そうですね、スイマセン」
手動でもゲートさえ開けてくれりゃ車止められるのに・・・

急いでる理由があった。

飼っている犬はもう3週間寝たきりだった。

24時間体制でカミさんと交代で看病の毎日。

2人ともかなり疲労困憊している。

「早く替わってあげなきゃ」

待ちきれず、部屋番号を教え、直ったら連絡する様にして部屋へ急ぐ。

-------------あの日の夜はそんな感じで始まった-----------------

もうすでに食事も満足にとらない。
日に日にやせ細ってしまっている。

時折、息が荒くなり、発作を起こす様になった。

今夜はずっと続いている。

こんな状態でもずっとこのままでいるんじゃないかと思っていた。
無理やり食わせれば何とかなるんじゃないかとも思っていた。
ほんの2週間前に1歳を向かえた時は、今までフラフラしていたのにケーキ
目にしてはバクバク食い始め、安心していたのに。

「発作が酷いけどまた治まるからね」

ベッドで抱いて横になってウトウトしていた。

でも、犬は舌を出し、目は俺をまっすぐ見つめ、苦しそうだった。

何を思ってたんだろう?

深夜にかけ、発作に加え、断続的に痙攣が始まる。
間隔が短くなってきた。

カミさんを呼ぶ。

俺はずっと抱きしめたまま。
犬は必死に何かに抵抗する様だった。
襲いかかる何かに抵抗する様に。

その時、痙攣が長く続き、今までに無いチカラで犬は
震えた後、徐々にそのチカラが抜けていった。
抱きしめる俺の腕の中から風船がしぼむ様に・・・・・

温もりも消えていく。
失禁していて、オシッコだけが暖かかった。

--------------------------------------------------------
人間ってのは「言葉」がある。
家族以外の人との関わりは「言葉」によって広がって行く。
それぞれに思い出を作り、大切さを実感する。

では、動物(ペット)達は。
家族が全てであり、それ以外は敵か味方かしかない。
ウチでうまくいかないからって外で愚痴る事も無い。
彼らにとって飼い主やその家族が全てでありそれは他人の知る所ではない。

それは飼い主やその家族も同様。
他人に「ウチの犬がもうだめなんだ」って言ったってわかりゃしない。
本当にその「大切さ」がわかっているのは自分達だけ。

もし、人間と同じで、話してわかりあえたら、他人でもその悲しみは
共有できるのかもしれないけど。

---------------------------------------------------------
俺も悲しいなんて言わないの。

だって俺はそいつとすごしていないんだから。

おまえとその家族にしかわからないもんね。

今でも俺はあいつと歩いた道を通るとたまんなくなるんだ。
しばらくは外にも出たくなかったからね。あんときゃ。


そんな感じなんだろうな、今。


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コメント 1

のすけ

ありがとう
出すのはキツかっただろうに
こんだけ書くのに何時間かかってんだろ
滲んじゃってよく見えねぇよ

by のすけ (2008-11-22 19:23) 

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